西田屋食堂@鹿児島(2014/07/24)1
猛暑の中、昼前に鹿児島中央駅あたりで一仕事終了。事前の調査で見つかった店で、昼飯を食べて新幹線で博多へ戻るとしますか。鹿児島中央駅西口のエスカレーターを下りて、右の北方向の道を真っ直ぐに進みます。この道は「ゾウさんのはな通り」というそうです。2つ目の信号の手前左側に何やら古い民家が見えてきました。作りは飲食店の様子ですが、看板はない、暖簾はかかってないし、元はサンプル棚が食器棚?になっていて、そこに食器だけではなくカップラーメンが置かれていて妙な感じです。店内を覗くと先客が3人いましたので入店。入ってすぐの4人掛けテーブル2つのうち奥に陣取ります。厨房の反対側にえらく狭い座敷、奥に6畳ほどの座敷がありますが、店内は煤けていて、メニューも例外ではありません。驚いたことにこのご時世にあって冷房がなく、扇風機だけが頼りです。この店では無い方が納得できます。さて今回は肉そば350円を注文。同うどんは320円で、うどんは230円、手打ちそば(かけそば)は250円と激安です。ちなみにちゃんぽんは350円。最早伝説の感がありますが、これで終わりではありません。この麺類に小盛りなごはん、生卵、豆腐に沢庵がついてこの値段ですよ、お客さん・・・。さて、しばらく待って出てきましたのは、甘辛く煮つけた牛肉とキャベツ、玉ねぎが乗った手打ちの太いそばでした。今までの中で一番甘く、すき焼きの割下のような汁です。色も醤油色が濃いのですが、塩辛さを感じません。ご飯に玉子をかけて、肉を少々散らして牛丼風にしていただきました。隣のテーブルには天かすの容器が置いてありました。この店では天ぷら類は無いのでどこからかの仕入れ品と思われます。11時から14時と17時30分から19時までの営業時間ですが、売り切れ仕舞いもあるそうです。「鹿児島の殿堂」に勝手に推挙します。
2020年3月17日追記:2016年に閉店したそうです。TBSラジオの伊集院光とらじおとの俺の五つ星で閉店を知りました。
鹿児島市西田2-7-24
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